今日も脈絡のない言葉たち

ただただ思ったことを綴っています。

今日も脈絡のない言葉たち

目の前の暴力を見過ごした件について

モヤモヤする。

本当にモヤモヤする。

 

信号待ちをしていた数分の出来事が脳内で回る。

これは時代のせいか?

自分はこれで良かったのか?

親子とはこんなものか?

女性は守らなくていいのか?

母としてそれでいいのか?

 

結果私はその問題から目線を外し、息子を迎えに行った。

 

これは後悔ではない。
私は他人で
目の前の事実は曖昧で
自分を重ねたのだろう。

先日のこと、いつものように仕事を終え、息子を迎えに行こうと自転車を走らせた。直進が続く道、信号がいくつかあり赤信号に変わったため、私は足を止めた。

いつも通りの光景。どこに視点を置くわけでもなく、ただ目の前に広がる世界を眺めると右前に親子が見えた。

親子だろうと思わせたその風貌は小柄で線の細い母(中年女性)と、母と同じくらいの身長で体格がよく(相撲部系)、おぼこい顔をし、坊主が伸びたような髪型で服装も小学生男子特有の半端な丈のパンツとTシャツの男の子だった。

 

信号が青に変わるまでの数十秒

突然の出来事

 

女性の肩(服)を鷲掴みにし、大きく揺らす男子。
よろけながら必死に立とうとする女性。
勢いのため看板に打ち付けられながら揺らされる。

 えっ?
なんだよあれ?
あれって暴力ってやつじゃないの?

そんな事を考えながら目を背けることができず見てしまう。なぜなら女性が暴力を受けているのなら助けなければいけないのではないか?と思ったからだ。

 

そこまでを見て考えるまでは一瞬。
まだ信号は変わらない。

 

車が前を通らない状態の信号待ち。
僅かに聞こえる女性の声。

「ごめんって…ごめん…」

 

 脳内はもうピークだ。

ピークの脳内は目の前の現状をこう予測していた。
彼女(母)は彼(息子)に言い過ぎたか、しつこかったか…。
彼の沸点を越えさせる事を言ったのだろう。
息子のキャパは知らない。幼ければ幼いだけ狭いはずだ。

 

だが、母に手をあげていいのか?

私の答えはNOだ。

 

なぜモヤモヤしたかと言うと

私ならば、もしこの状況に息子と私がなったとしたら、掴みかかった手を掴み、世間で言う暴力で返したのではないか?ということだ。

暴力に暴力

現代で好まれない状況。

それでも、息子が人や家族に暴力をふるった場合は(力づくでも)一旦その行動を止めたい。止めるべきだと考える。

 

看板に打ち付けられる女性は回りの目を気にしながら、肩そして腕を小さくし、鞄を抱くように倒れないよう踏ん張りながら

 倒れたらだめだ

 目の前の子を落ち着かせなければ

それだけのために謝っているように見えた。

 

信号が変わる。

助けるべき?と迷った。
でも、私は助ける事はなかった。

 

今まで得た経験から予想されるトラブルを考え

嫌だったのだ。

 

今は子供が危ないことをしようとして、他人が声を掛けると嫌がる親がいる。

店のものを乱暴に扱って、店員が断りを入れると
「店の人が怒るからやめよう。」とおかしな注意をする。

息子に微笑みかけてくれた知らないおじいさん、おばあさんが言う
「ごめんね、急に見たら怖かったかな。」
「この前赤ちゃんがかわいくて話しかけたら睨まれちゃって。」

言い出したらきりがないほど・・・

”良い”や”問題がない”と思った行動が
必ずしも受け入れられる世の中ではない。

 

暴力をふるわれているように見える彼女を助けようとして、何かあれば彼女は「うちの息子に何てことするんですか!」と言うかもしれない。
そして息子だったとしたら、他人に心配されることは彼女にとってアリなのか?

 

信号が変わる間の出来事。

もう通りすぎた過去の話。

 

もし、あの二人の関係が親子ならば母は早く手をうつべきだ。
今から思春期が始まるであろう彼は今後、反抗期が終わるまで非力な存在(母)を虐げるのではないか?

既に掴みかかり揺さぶる事を躊躇わないのだ。母を殴るまでそう時間はかからないのではないか?もしかしたら家では既に殴っているのではないか?

 

暴力に、訴える事を覚えると落ち着くまで止まらないことが多いように思える。

 

痛い事がわからない幼子ではないのだ。

小学校くらいになれば、その行為が人を傷つける可能性がある行為というのは分からないのだろうか?そして父や母は子に殴られてはいけないのではないか。

親に手をあげた子供はきっと後に辛くなるに違いない。信頼関係があるべき家族に腫れ物を触るように扱われれば、更にぶつけようのない”何か”が溢れ暴力は止まらないのではないか?

 

どんなに疑問を持とうと答えるものはない。

 

 

 

嫌なものを見た。

 

おい、かーちゃん。

しっかりしようぜ。

人につかみかかる子になんざ

したら駄目だろ。

 

このモヤモヤを自身への戒めにまとめる。