今日も脈絡のない言葉たち

ただただ思ったことを綴っています。

今日も脈絡のない言葉たち

譲る 休日まとめ+plus

先週の土曜日は家族で動物園に行った。

移動手段は地下鉄

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1回乗り換え、進行方向にエレベーターがなかったため息子をベビーカーから下ろし、徒歩で進む。ベビーカーを畳んだまま乗り込み、息子と手を繋いでいた私は空いている席へ腰かけた。混んでいるというほどではないが席は埋まり立っている人もいるくらいの状況で相方は私たちの前に立っていた。

すると隣のスーツ姿の男性が相方へ
「どうぞ。」
と言って席を離れた。

咄嗟のことに驚きつつもスマートに立ち上がり既に背を向けてようとしている男性を無理やり止めるのはどうかと思い
『すみません、ありがとうございます。』
と声を掛けると優しく微笑んで扉の前へ進んでいった。

男性が空けてくれた席に腰かけた相方に
『スーツ着てるしきっと今から仕事だよね。うちら完全に遊びに行きますよ。てきな恰好なのに…これから仕事する人が座ってていいのに申しわけないね。』

と話すと

「とーちゃんも昨日仕事頑張った。」
と言った。
『イヤイヤ、それなら私も同じですやん。』
「うん。」

う~ん、残念だ。

私が咄嗟にお礼を言ったものの、素敵リーマンは家族で並んで座ればいいだろうと気遣ってくれたわけで、実際は相方が譲ってもらったわけで、なので相方がまず声を発してほしかった。そして自身もガンバてるアピールよりまず感謝を語りたい。

まぁこればっかりは価値観の違い?ってやつなら仕方がない。

男性は1駅過ぎたあたりで降りた。

素敵リーマンにたくさんの幸福がありますように。


男性が下りた次の駅でベビーカーを押した女性が乗ってくる。
息子と同じくらいの子がベビーカーに乗り、お兄ちゃんであろう4歳くらいの子供が私の横の空きスペースへしゃがみこんだ。

『立とうか。』相方に告げた。

相方からえ~!という表情が見え、言葉を発する前に

『立つよね?』と追い打ちで告げた。

自身が荷物持ちで、息子を膝に座らせていなければ迷わず立つのだが、その日は私が抱っこしていた。私が立つためには相方の膝にある一眼レフや諸々の入ったデカイトートバッグを避けて、息子を膝に預けなければならない。

私たちがそのような行動をとれば、隣の母親は勘づき身構えてしまうかもしれない。

席を譲る際に必要なのは、スピードだと思う。

相手に断る隙もないほど『さぁどうぞ座って。』という気持ちを伝えなければならない。

相方を立たせ、自分が横にずれながら

『お子さんどうぞ。』

と母親に目配せしながら声を掛ける。
言葉を聞き終わるまでには席が空いている。
流れのまま子供は立ち上がり、座る。

相方には悪いことをした。
私のわがままに付き合ってもらったのだから。

でも母親には少しくらいは素敵なお父さんに見えているかもしれないし、しゃがみこんだ子供は降りる駅(同じ駅で降りた)までは座れたし、私は電車で子供が座り込んでいるというあまり見たくない光景を見ずに済んだ。

 

でもまぁ…

そんなのどうでもいい。座りたい。というタイプだと思うから、今後、電車の際は相方に息子を抱っこをしてもらう方がいいだろう。そうすればすぐに立つことができる。

 

これまで何度か席を譲る機会があった。

そして妊娠、出産を機にたくさんの方から席を譲っていただいている。

母親、父親に関係なく私たち夫婦は何度も何度も席を譲ってもらい、私達はたくさん気遣ってもらっている。だから、もらった分くらいは世間に返したらいいじゃないか。

こんなことを考えている母と

そんな考えを全く持たない父と

2人に育てられた息子はこの先どう考える子になるのだろうか。

 

 素敵リーマンのようにサラッと爽やかに行動できる男になってほしいなぁ。