「家飲み」を考える
家飲み
家飲みとは「家で飲み会」の略で、文字通り、家に友達が集まって飲むことを意味する。当初、家飲みは時間的な問題や家で飲むことが好きという理由よりも金銭的に余裕がないという理由からお酒やお菓子を持ち寄って家で済ませる飲み会といったニュアンスが強かった。ただし、最近では友人などと複数で飲むか自宅で一人で飲むかに関係なく、単に家に帰ってからお酒を飲むことを指すようになる。宅飲みともいう
日本語俗語辞書 より
まぁ大変！
じゃあ、私は毎日家飲みね♡
ってなるよな。
だって、飲めない時期(妊娠&授乳・病気)以外毎日飲んでるもん。今の私に必要なものは男(息子)と酒(ビール)とたまの休息(一人の時間)でできてるもん。
でもわざわざ＂飲み＂という表現をする必要がない。呼吸するのにわざわざ「今、息してるところ。」という人は少ないだろうし、それと似たようなものだよな。
煙草はやめたが、コレ(酒)に関しては全くやめる気にならない。もしやめるならば２人目ができた時だけだ。幸い私はビビりなので、妊娠中のアルコール＝リスクとされたら怖くて飲めない。飲めないというストレスを感じず妊娠期間を過ごせたことは非常に助かった。あっ話がそれた…
だから今の状況は＂飲む＂ではないな。
飲むのメインは＂酒＂だから食事ではない。
今は晩酌だな。
自分なりの＂飲み＂という状況を考える。
１人暮らしや自身以外の人間を気に留める必要がなかったころは＂家飲み＂は成立した。今は息子がいるため＂飲み＂と表現するほど飲めない(酔えない)のが現状だ。それは決して悲観することではなくとても自然な事。何かがあった時、起きれる体制を本能がとっておこうとしているのだと思う。ただ少しだけ『めっちゃ飲んだ～！』『酔っぱらった～！』という過去の楽しかった状況を切なく甘く思い出す。
妊娠という出会いが訪れるまでの私の＂家飲み＂たち
１人で家飲み
休日の朝は起きたら洗濯を始める。
そして好きな音楽やラジオをながし各所を掃除していく。
午前１０時が解禁時間。
掃除の手を一旦止めてブランチを作る。
ブルスケッタ、オープンサンド、ガーリックトースト…前日購入したバゲットを少し飾りつけ、片手にビールを持ちながら立ち食い。食事を終えると、キッチン回りを掃除、その後はパンくずの落ちた床を掃除。アルコールが頭や体を支配していく中、好きな音楽でハイなテンションのままフローリングの溝を全て拭く勢いで掃除を仕上げる。
窓を開け放ち、気持ちのいい風が通る。手に持つのはビールからジンやワインベースのスプリッツァーやオペレーターへ変わる。きれいになった部屋で一人ソファに座り本を読みながら、酔い、眠る。
そして目が覚めると夕暮れ、友人と外飲みへ出かけたな。
女友達との家飲み
２０代中盤～後半の女友達との家飲み。
一言で言えば、まさに＂醜態＂がふさわしい。
乾杯はシャンパン。
気分をあげてサラサラと無くなっていく。赤・白・ボトルが空になるにつれ解放されていく心。乾き物、チーズ、〆の麺まで買いこまれ、家を出る必要もなく誰の目にさらされることもない安堵感、同世代の気心知れた数名だけが共有する空気。疲れればメイクを落とし、部屋着を借り、仕事がうまくいかない、彼とうまくいかない、いやな女がいる、、、出るわ出るわ愚痴のオンパレード。飲んで笑って更けていく夜。話疲れて一人はベッドへ、一人はクッションを抱き、１人は換気扇の下で、無言の時間の中、「疲れた」と一人が語りだせば連鎖するように皆で涙を流す。不安が襲う日々に弱さの吐き方を忘れたら、こうして酔いに任せて話した。肌も心もボロボロの疲れた酔っ払い女の会。
朝が来れば、二日酔いの頭をかかえながら笑顔で別れ自分の時間へ戻っていく。
ん～ん。昭和って感じなのかな(笑)
彼と？家飲み？
友人とは家飲みというものを認識できるが、付き合う異性に対しては飲みという感覚を持った記憶がない。彼との食事はいつも日常で、特別を感じなかったのかもしれない。彼という存在の前で＂酔う＂ということがなかった。
１人は休日や好きな事を楽しむ特別な時間の「飲み」
女友達は日常を吐き出したり、鼓舞したり、なんでもなかったり、群れたかったり、色んなものが混じって、ヒト（他人）前では出せないものを出す特別な「飲み」
私にとって＂飲む＂というのは大切な時間。残念ながら今までお付き合いした方とは「飲める関係」にならなかったんだな。とこのお題を書いて思う。
今の夫である相方とは息子が手を離れたら飲みに出かけたいし、もちろん家でもキッチンに二人で立ち、お互いつまみを作りながら「家飲み」したいと考える（今のところ）。その頃にはまったりと座れるソファが欲しい。２人で飲みながらWOW見たい。
その頃っていつだろ？
１０年後？息子１２歳。早い？
１５年後？息子１７歳。ソロソロ？
WOW終わってるよな…さすがに。
今週のお題「家飲み」
