今日も脈絡のない言葉たち

ただただ思ったことを綴っています。

今日も脈絡のない言葉たち

楽しかった衣替え

独身時代

私は衣替えを年に3度おこなっていた。

春夏・秋・冬で3回。

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服はもちろん、靴、帽子、鞄の全てが衣替えの対象だ。ブランド物に対して価値を見出せない私には、高価な物はほとんどなく、気に入ったので買う物ばかり。ロープライスな物が多かった。500円のニットキャップや1000円のTシャツなども勿論あった。5~10年以上のお付き合いの物もある。

全てがお気に入り。

”また着るために”大切にしていた。

シーズンが終わるごとにセルフクリーニングやケアをおこなう。

■衣服…洗濯を済ませ、ほつれ、毛玉、ボタンなどをチェックしきれいな状態にしてから、たためるものは極力、折り線をつけない状態で箱へ。畳みにくいもの(シフォン、ジョーゼット、サテン)やシワをつけたくないものはハンガーにかけ、押し入れの奥へ。

■帽子…可能な物は洗い、無理な物は陰干し後、重ねる、折るなど仕訳後まとめて箱へ。

■靴…ブラッシングや拭き取りがメイン。陰干しと型崩れ防止の丸めた新聞紙。個々に箱に入れ大きな箱へ。

■鞄…陰干しと型崩れ防止の新聞紙、たためる物は間に紙を噛ませながら重ね、毛足のあるものは毛の流れを直して別の袋に収納し、箱にまとめる。

この箱たちは次の出番まで天袋で眠る。

靴以外の箱は全てサイズを統一させた段ボール。

 

持っている量は多いと思う。だが、シーズンに一度も袖を通さないや、使わない物はなかった。

私のファッションアイテムたちは全て(扉だけクローゼット風に替えられた)押し入れの各々の場所へ並べられていた。扉を開ければ、今シーズン使うべきアイテムが、さっと見えるように並べられる。Tシャツ以外のトップスとボトムスは全てハンギングされ、帽子は形ごとに分けられ、バッグはサイズと種類毎にたてて並べられた。私は収納ケース・箪笥というものが嫌いで、すぐに見えるが必須だった。

 

こんな私には

「この前、衝動買いしたカーディガン、似たようなの買っちゃったんだよね。」

の言葉の意味が理解できない。色が似ていても、シルエットが違えば合わせるものは変わる。形が一緒でも色が違えば合う服は異なる。ならば必要じゃないのか?似たようなってなんだ?じゃあ持っていたことを忘れていたのか?この言葉は

「持っているのを忘れて不用品を買った」

と言うことであっているのだろうか。。。

私の衝動買いは、これを買えばアレと合わせて、こんな着方をして、とイメージが膨らみ突き動かされて購入する=衝動買いだった。衝動の意味合いが違うようだ。

 

私は物が多いのは好きではない。

その頃住んでいたのは古いマンションだが内装リフォームをしていた。

10畳の室内にはセミシングルベッド、一人がけ用のソファ2脚、ローテーブル、テレビ&テレビボード(オーディオ関係)、キューブ型の小さめチェスト(アクセサリー・メイク道具)、姿見をモノトーンをベースに置いていた。「物がない」「生活感がない」と友人たちは言った。その部屋の半分はただの空間だった。空間は私にゆとりをくれていた。私の独身時代住んだ中の一番だと思う。

 

衣替えは大切な時間だった。

一旦全ての物を出す勢いでおこなうので、1~3日の時間が必要となる。手間暇をかけ、次への楽しみを考える時間だったので至福の時だ。空間も時間もゆとりがあるのが幸せと思っていた。

 

出産と共にかわった。

衣替えへ価値は変わらない。今でも素敵な時間だと思う。だが時間をかけてしなくなった。時間という時間を、できるだけ息子の傍で過ごしたくなったから。そして大切な物達を丁寧に扱えないのは苦痛だから。出産を機に多くの物を早々に手放した。肌が弱かった息子を抱くのにセーターは不要、動いた時に伸びない素材たちでは、おもいっきり遊べない。転倒の恐れがあるヒールは履く気にもならなかった。汚れたら嫌と思う服たちは今はない。残ったのは未来の私が身に着けると決めた(子育てに不向きと思える)少しのアイテムと”今”使用可能なアイテムになった。友人に話したら「断捨離したんだ~」と言われた。

断捨離?と言われると私の中ではそうではない。

だって大切な物だったのだ。全て断ちたくもなければ、捨てたくもなく、離れたくもなかった。だが使わない物があるのは好きではなかった。

それだけだ。

そんな悲しい言葉達を想い浮かべ別れたわけでは無い。

 

冬服を片づける予定を組んでいたら

楽しく過ごした時間をくれた服たちを思い出したので振り帰ってみた。

やめていたDIYを再開できたり、モノづくりをしようと思えるようになったのは、息子の傍にいながらも、息子の成長に助けられ、心の余裕ができているからかなと思う。出かける先や好み(あと体型も…)少し変わったので、以前ほど服を所持することはきっともうないが、そう遠くないうちに、また楽しい衣替えを再開できる気がする。 

 

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